【ブランチ】5歳児の着替え
2月〜3月にかけて、週末4日間でTOCfE(TOC for Education)のセミナーを受けてきました。
TOCfEは「ザ・ゴール」で有名なTOCの各ツールの中で、「ブランチ」「クラウド」「アンビシャス・ターゲット・ツリー」の3つを、子供の教育に関わる人(教師に限らず、親や地域の人なども)のために使うものです。
「クラウド」を習いたての時に初めて家で使ったのがこれ。
状況としては、子供2号(5歳)がなかなか着替えようとしないので、ブランチの「もし〜だったら、(結果として)どうなる?」という問いを使ってみたものです。
「もし、着替えなかったら、どうなるかな?」
「もし、着替えたら、どうなるかな?」
の2つのパターンで子供の答えをブランチにして並べました。
そして、「じゃあ、どうしようか?」
と考えてもらうと、「着替える」を選択。
これをやってみて理解したブランチの良さは、「子供が良い子になってくれる」ということではなく(笑)、
ブランチを描きながら、『もし〜だったら、結果としてどうなる?』という問いだけを使うことで、大人は子供の話に集中することができ、子供が子供なりに持っているロジックをそのまま(〜すべきでしょ!と割込まずに)理解することができる。
その結果、子供は「自分の話をちゃんと聞いてもらえた=共感してもらった」という感覚を持つし、大人は子供を説得したり怒鳴りつけたりすることにエネルギーを消費する必要がなくなり、コミュニケーションが成立する。
ということでした。
研修では、ふせんを使ってきちんと因果が繋がるようにブランチを作り上げますが、子供と話しながらなのでテキトー。
「かわいくなる」の答えが大好きです笑