【どんぐり】教室体験と、途中から始めたことを後悔するか否か
同じ区内(と言っても電車に乗らないと行けない)のどんぐり教室に、スポットで体験に行ってきました。
その日の朝に1号に話すと、横で聞いていた2号も「僕も描きたい!」と飛び入り。
教室といっても普通のお住まいのリビングなので、他の生徒さんもいたため息子の飛び入りによりさらに混み合ってしまい、教室の間は見学しないで近くのファミレスでお茶していました。
2号はクロッキー帳見開きにのびのび描くようになりました。おばけ、描けたんだー。楽しそうだなあ。答えは違っていたようです。
1号は早く終わってしまったので2問やってみたとのこと。
これは読むだけだと「えっ?」となりますね。
でもちゃんと正解したようです。
お店の中のうきわも描くようになったなあ。
こっちは紙芝居20まいを一生懸命描き、枚数を描き間違えたのに最終的には気が付いたようです。
どちらの絵にも、式を描いてませんね。
1号はこの春休みの短い間に、「式ではなく絵で解く」がわかってきたなあ。
教室の先生に、「元々1号が2歳くらいの時から糸山さんの本は読んでいて、どんぐりを知っていたのですがその時は良く分からなくて今まで保留しちゃってました」と言ったら「もったいなかったですね〜」と言われちゃいました。
伸び伸び好きに描いている2号の絵を見ると、1号にもこれくらいの時からやらせてあげたかったな、もっとのびしろが増えたかもなとチクリと思ったりもしますが、
1号の年長からついこないだまでは、私も仕事と2児の子育てで必死で、「ゆっくりじっくり」考える時間なんてなかったのです。
でも逆にそのせいで、学力の高い子に育てねば!と習い事だの塾だのに投資し過ぎることもなく(実際は就学前に一瞬だけ●●学習会に入れたのだが、1号に楽しくないと言われて退会)、漢字が書けないのをなんとかさせろと祖母に怒られるのもスルーして、休みの日は山登りしたり結構ゆったり楽しく過ごしてきたので、3年の終わりからでも絵が描け、どんぐりを「楽しい」と言ってくれる子でいてくれたのかなあ、と。
9歳になって、顔つきも体つきも言うことも段々と変わってきた1号を見ると、今までのベッタリした子育てなんてもうすぐ終わってしまうんだという寂しさに時々包まれます。
この時間が12歳までというなら、残りの2〜3年を豊かに過ごしたい。
そしてどんぐりを一緒にやって、子供の頭の中にある世界を見せてもらうのは、今の自分にとって本当に豊かな時間だなあと思います。
だから、もっと早くやっておけば良かった、という欲もないではないけど、今、一緒にやってもらえることの喜びの方が大きいのです。